SNS、ゲーム、動画視聴、ネットショッピングなど楽しいことがいっぱいのインターネットですが、一方でいじめや差別、名誉棄損などのトラブル、詐欺や児童ポルノ・買春などの犯罪に巻き込まれるケースが社会問題となっています。
子どものインターネット利用環境の現状は…
低年齢層(0〜満9歳)の子どものインターネット利用率74.4%(全国調査・令和4年度)※1
令和4年にSNSを通じて児童ポルノや児童買春等の犯罪被害に遭った青少年は、1,732人
(全国調査・令和4年)※2
インターネット利用の低年齢化に伴い、小・中学生の被害者数が増加
小学生:(H29)41人→(R4)114人
中学生:(H29)676人→(R4)718人
子どもが使うインターネット接続端末のフィルタリング機能の利用率30.1%
(青森県調査・令和4年度)※3
SNSがきっかけで犯罪被害にあった子どもの約9割がフィルタリングを設定していなかったという調査結果があります。※4
フィルタリングによって、見せたくないウェブサイトの設定や購入禁止設定、利用状況の確認、使用アプリの制限等ができます。
各携帯会社が提供するフィルタリングサービス「あんしんフィルター」があります。
そのほか、フィルタリング機能を有するアプリの利用や、端末でのペアレンタルコントロール設定もあります。
1日の利用時間や視聴内容の制限ができます。おさがりスマホの場合も忘れずに設定を。
iOS・・・Appleサポート「iPhone、iPad、iPod touchのスクリーンタイムの設定方法(保護者向け)」(動画)に移動します。
Android・・・ファミリーリンクのページに移動します。
外部のリンク先についての掲載情報や操作方法についてのお問い合わせ、不具合等の報告は各事業者へご連絡ください。
また、事業者の都合により廃止や変更されることがありますのでご了承ください。
日常的なネット利用が当たり前になった今、インターネット・スマホ=遊びではなく、学びや体験、交流など様々な用途で利用されています。
ネット利用を悪いこと、危ないことと決めつけず、日常生活や健康に影響を及ぼさない上手な使い方、それぞれの家庭のスタイルに合った付き合い方を話し合いましょう。